RX8に搭載されているエンジンは
RENESISと呼ばれるエンジンになる。
これは、「新たなるロータリーエンジン(RE)の始まり(Genersis)」
を意味したマツダの造語となります。
1999年の東京モーターショーで発表のあった
コンセプトカーRX-EVOLVに搭載されたものです。
もちろん、当時の原理を元に日々開発が行われ
マイナーチェンジ後のレネシスはより進化しています。
このエンジンが以前までのREエンジンと大きく違うのは、
排気ポート(ペリフェラル排気)を吸気ポートと同様に
サイドハウンジングに移設したことでしょう。
これにより、吸排気ポートタイミングのオーバーラップを改善。
排気が吸気工程に持ち込まれることなく
安定した燃費を得られるようになりました。
また、サイドハウンジングはポート設定の自由度が高く、
ローター1つあたりに2つの排気ポートを設けることもでき、
以前よりも約2倍の吸気ポート設定面積を確保できました。
これにより、パワーを生み出す膨張行程が長くなり、
NAエンジンでありながらも熱効率の向上で
高出力と低燃費化に貢献した形となったのです。
さらに、サイド排気・サイド吸気のポートレイアウトは
吸気ポートも自由に設計できる仕様でもあり、
吸気ポート面積を従来型よりも約30%拡大し
吸気抵抗を大幅に低減することに成功。
これも高出力化に直結する吸気量を実現するまでになりました。